心とからだにやさしい介護の仕方、介護福祉士のわたしが解説します!
- 2021.05.05
- 介護
あなたは、介護についてどう思いますか?
この記事を読んでくれているということは、
なにか周りに介護が必要になった人がいらっしゃるか
それとも、介護の仕事をと考えている人なのかもしれませんね!
まわりにいる方が、認知症になったり体の自由が利かなくなったら
どうしたらいいのか、わからなくなりますよね!
そんな介護の事を、現場で働く介護福祉士のわたしが解説します。
あまりにも、間違った認識をもって介護の仕事をされている人が多いので、
介護に興味を持たれているあなた、
やさしい介護を私とともに考えていきましょう!
目次
接し方は
わたしは、介護施設で働いています。
現場での利用者さんとの接し方としましては、
話をよく聞くように心がけています。
時には、認知症状のある方なんかはよくわからないことを
言われたりもしますが、まずはよく話を聞いて
すぐに拒否したりはせずに、”まずは共感” して
頭ごなしに、上から押さえつけたりは以ての外です。
それと、ほかの職員からは”利用者の○○さん嫌い”と
聞くこともありますが、
わたしは、”好きでも嫌いでもない”
“きつくは絶対ない”を
モットーにやっています。
それが、正解かどうかはわかりませんが
介護現場で働く者にとって、そういう対象じゃないと思うからです。
ご自宅で、家族の方を介護されている人は
けっこう大変かもしれませんが、どうかきつい言葉は避けて
話を聞いてあげて、優しい介護を心がけてください!
声かけ大事
声かけがやはり大事になってきます。
介護される人を、動かしたりするとき
はじめに必ず”声かけ” をするようにしましょう。
たとえば、車いすを利用されている人を動かすときとか
いきなり無言で動かすなどせずに、「○○さん動きます」など
何も言わずにやってしまったら、
びっくりしてしまったり、「やってほしくないことをされた」と
トラブルになってしまうことも多々あります。
なので、動作を起こすときには ”声かけ” これ大事です!
身体の使い方
介護におけるからだの使い方としましては、
相手のからだも当然ながら、傷つけてはなりません
自分のからだも、壊してしまっては元も子もありません。
介護職員で、よく腰を痛めている人をよく目にしますが
それは間違ったからだの使い方をしているようです。
寝たきりの人を介護するときに、
ベットを自分の腰の高さまであげて、作業を行わないと
腰をいためてしまいます。
面倒くさがって、ついついベットを上げず
けがをしてしまう場合をよく見ます。
なので、相手のからだは当然傷つけてはいけませんが、
自身のからだもしっかりと守りつつ
よい介護を続けてほしいと思います。
相手が主役
介護の現場では、あくまでも主役は利用者さんです。
わたしも働いていて、現場でよく目にするのは
「今忙しいからちょっと待って」と言って取り合わない人がいます。
別の用事をしているのならまだしも、
面倒くさがって対応をしない人が多い気がします。
なので、コールが100回なれば100回行けばよいのです。
それが嫌なら、介護の仕事なんかしなければいいのです。
少し文句になってしまいましたが、
介護の現場がよくなってほしいと希望をもって書きました。
介護職のあなた、または家族を介護されている方
日々大変だと思いますが、頑張ってください!
まとめ
相手は、年上で人生の先輩だということを忘れず
敬う心をぜひ持ってほしいと思います。
時には、認知症状で突拍子もないことを言われるかもしれませんが
そこはまず共感して、頭ごなしに否定することなく
上手に対応してほしいと思います。
ごはんをあまり食べたくない時もあるでしょう、
家に帰りたいと言われるときもあるでしょう、
そういうときでも怒らず、優しい対応を心がけてほしいです。
介護に関係されている方、特にご自宅で家族を見ていられる方
たいへんだと思いますが、ぜひ頑張っていただきたいと思います!
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