生活習慣病と認知症には関連性があるのか?徹底解説
- 2020.10.18
- 生活習慣病
あなたは、健康的とは言えない
「生活習慣」を送っていませんか?
かつては「成人病」
と呼ばれていましたが
現在では、”生活習慣病”
という言い方をします。
自分自身の生活の仕方で、
悪い病気を引き起こしてしまいます。
その中には”認知症”というとても怖い
病気の原因にもなるようです。
そうならないためにも
生活習慣をじゅうぶんに、見直して
心身ともに健康を取り戻しましょう!
目次
糖尿病
糖尿病は、血管の病気であるので
高血糖状態が続くと、血管が障害され
動脈硬化が進行します。
「脳血管認知症」とは動脈硬化の進行で
発症の確率が通常の2倍になるようです。
やはり糖尿病はあらゆる
合併症を引き起こしてしまい
認知症もその一例であります。
糖尿病といえども
血糖状態を正常にコントロールすれば
健常者と何ら変わりませんので
生活習慣を見直して
認知症にならないよう
頑張りましょう!
高血圧
わが国では、和食を食べるからなのか
塩分接種量が他の国より多く
高齢者になると、高血圧になる人が
非常に多いです。
高血圧状態が続くと、常に
血管の壁に、強い圧力がかかるので
動脈硬化が進みます。
動脈硬化が進むと
脳血管の障害を引き起こし
“脳血管性認知症”になる確率も高まります。
塩分控えめ、適度な運動等
毎日の健康管理を本気で心掛けましょう。
喫煙
何と言っても「喫煙」は百害あって一利なしです。
血液の流れが悪くなり、
脳血管障害や心臓血管障害、呼吸器疾患、がんなどのリスク
認知症の確率も上がるとの研究結果が出ています。
喫煙をしている本人は、がん、脳卒中、心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患、動脈硬化、慢性閉塞性呼吸不全(COPD)、糖尿病、歯周病などの病気になりやすいと言われています。²⁾
喫煙と認知症の関係については、久山町研究³⁾によって明らかになりました。中年期と高齢期の喫煙は、認知症発症のリスクが有意に関連することや、中年期の喫煙はアルツハイマー型認知症と血管性認知症の発症リスクと有意に関連することが分かりました。
また、中年期から高齢期にかけて喫煙を続けていた人は、喫煙しなかった人より認知症になるリスクは高いものの、中年期に喫煙していても高齢期にやめた人は、リスクの増加はみられなかったという結果でした。
このように、現在喫煙していても今から禁煙することで、認知症の発症リスクを増やさないことにつながると言えます。
喫煙は、認知症だけでなく色んな病気を引き起こすので
頑張って禁煙しましょう!
「と言っても喫煙者にとってはなかなか難しいですよね。
どうしても厳しい場合はお医者さんに相談してみてはいかがでしょうか?
最近では禁煙外来などをやっている病院もあります。
お酒の飲みすぎ
「酒は百薬の長」
といえども、やはり飲みすぎはいけません!
お酒の飲み過ぎは
あらゆる種類の認知症になる
危険性があることがわかっています。
アルコールの取り過ぎは、
高血圧、脳血管障害のリスクが高まり
脳血管性認知症を引き起こす
要因になります。
お酒は適量に飲むのがいいでしょう。
肥満
“肥満” はその状態がすでに病気であると言われています。
「肥満は万病のもと」
という言い方もします。
そのうえ認知症のリスクも高くなるようですから
とても恐ろしいです。
特に中高年、50代半ばでの肥満方は
認知症になる確率が高まるようです。
肥満により内臓脂肪が多くなり
動脈硬化が進み、それにより脳梗塞を起こし
脳血管性認知症を発症してしまうのです。
少しづつでいいので、
肥満を解消して、健康体を取り戻しましょう!
まとめ
やはり認知症は、
生活習慣を見直せば、
軽減できるのではないでしょうか!
適度に運動をして
食事に気を付けて
有害のものを口にせず
他人と交流して
趣味、生きがいを見つける。
(男子は特に定年退職後元気がなくなるようです)
素直に医師、または家族等の
言うことを聞けば
“認知症”
なんかにならない
そう思うことが大切ではないでしょうか!
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