「最近なんだか物忘れが多くなってきた」年齢的にもちょっと気にしないと
あなたもそう思っているのではないでしょうか?
50代半ばの私も、切実な思いではあります。
特に、介護現場で働くわたしは、認知症状のある方などを見ている一方
90歳を過ぎても、認知症状のない方もいらっしゃいます。
そこで今回は、認知症と大きく係わりがあるのではという
アミノ酸と認知症の関係性について解説します。
近い将来に備えて、あなたも考えていきましょう。
目次
アミノ酸と脳の関係性は、アミノ酸は脳の伝達物質の素になっています。
なかでも、4種類のアミノ酸(ニシン、トレオニン、アラニン、フェニルアラニン)
といったアミノ酸の摂取量が不足してしまいますと
将来的に認知機能が、低下してしまうリスクが、高まることがわかっています。
- 特定のアミノ酸1)の摂取が認知症の病態を抑止することを世界で初めて明らかにした。
- 7種類のアミノ酸「Amino LP7」を摂取した認知症モデルマウス2)では、異常なタンパク質の蓄積に打ち勝って、神経細胞死による脳の萎縮が顕著に抑制された。
- 網羅的な脳内遺伝子発現の解析3)などにより、Amino LP7が脳内炎症を減らして神経細胞死を防ぎ、神経細胞同士をつなぐシナプス4)を保護して脳の機能を保つことを明らかにした。
- Amino LP7は炎症を引き起こす物質キヌレニン5)が脳内に入るのを抑え、炎症性細胞が神経細胞を攻撃するのを防ぐことを見出した。
- 引用元:7種のアミノ酸が脳を守り、認知症の進行を抑えることを発見!-脳の炎症性変化を防ぎ、神経細胞死による脳萎縮を抑制 – 量子科学技術研究開発機構 (qst.go.jp)
アミノ酸を効果的に摂取する方法は、食べ合わせのバランスを意識することが大事になります。
ビタミンB6やビタミンB12が多く含んでいる食品と一緒に摂ることで
アミノ酸の代謝を促進することができます。
一般的には、一日当たりのアミノ酸の摂取量は体重が1kgあたりで
1g程度が目安となっています。
それから、タンパク質を積極的に採ることでアミノ酸を摂取することができます。
しかしながら、摂りすぎはやはり禁物で過剰摂取による健康被害もあります。
体重1kgあたり1gなので、70kgの私は70gということです。
健康を気にされているあなたも、適量のアミノ酸を摂って健康になってください。
アミノ酸は、高齢者にとって介護予防や健康維持に重要な役割があります。
年齢とともに、筋肉の減少や筋力の低下が生じます。
そこで、アミノ酸を積極的に摂取することで、筋肉減少の予防効果があります。
アミノ酸は、筋肉のたんぱく質を構成していて特に、分岐鎖アミノ酸(BCAA)が
筋たんぱく質の、合成を促進しますので筋肉の減少を防いでくれます。
アミノ酸は、認知機能の低下予防にも一役買ってくれます。
7種のアミノ酸(ロイシン、フェニルアラニン、リジン、イソロイシン、ヒスチジン、バリン、トリプトファン)によって、認知機能の維持向上が期待できます。
アミノ酸を積極的に摂取することで、認知症の予防になります。
特に、7種のアミノ酸(ロイシン、フェニルアラニン、リジン、イソロイシン、ヒスチジン、バリン、トリプトファン)が認知機能の低下を抑えてくれるのが分かっています。
7種のアミノ酸を多く含む食品としましては、鶏肉、いわし、かつお、まぐろ、チーズ
これらの食品を積極的に摂取することで、認知機能の低下に役立ちます。
普段、高齢者施設で働く私ですが認知症状のない人は、靑魚を好むという印象があります。
アミノ酸を摂ることで、認知機能低下の予防になりますので
そろそろ、認知症の予防にと思っているあなたも、アミノ酸積極的に摂取しましょう。
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